神戸市立外国語大学に行ってきますね

世界エイズデーを前にして、ともに学ぶことは大事なことです。

今から、神戸市立外国語大学に出かける。学生さんたちが、世界エイズデーのイベントを開催するに当たっての事前の勉強会だ。若者が自ら企画して実施するイベントを前にして、ともに学ぶことは大変嬉しい。予防は大事だけれど、予防をしっかりするためには、基本が大事だということを話そうと思う。

つまり、コンドームを使用して感染を防ぐことは、基本だけれど、それ以上に大事な基本がある。

学生さんたちには、エイズに対するリアリティが少ない場合が多いから、自分がHIVに感染した場合を想像することが必要だ。そうすれば、「エイズは予防できる病気です」ということが、いかに薄っぺらいかが理解しやすいと思う。愛する人からの感染ならば辛さは何倍もあるということも実感できると思う。その共感が若者のエイズ予防啓発活動には欠かせない。

愛があろうがなかろうが、エイズを正確に理解していないと、常にうつしたほうが悪いことになる。「うつされた」ということだ。仮に、被害者として、これを提訴して罪を問うことができたとしても、それで本当に心穏やかになれるだろうか?憎しみの中でHIVを持って生きていく人生は、心穏やかではないはずだが...

予防の基本は、「お互いさま」

私は、これを言い続けて久しいが、これに気づかない限りは、HIV陽性者は、常にウイルスを持ってる「感染源」と無意識に見なしてしまう社会になってしまう。セックスは、愛があろうがなかろうが、レイプ以外は、合意のはずだけれど、どうしても「感染させられた」自分は被害者で、「感染させた相手」は、加害者となってしまう。

これでは、「エイズとともに生きる」こととは、程遠い。つまり、こんな社会にエイズが蔓延するのである。

この基本さえ理解できれば、感染を知った人にも優しいし、自分の責任において予防するという人が増加して、予防は更に進む訳だ。

いかに、HIV陽性者にも優しい予防啓発かお分かり頂けると思う。

これをはっきりと指摘しているのは、全国でも少ないのが残念なのだけれど...。

いま、「エイズは予防できる病気です」ではなく、「エイズは、防ぎにくい病気です」への心の「CHANGE」が必要だ。

「CHANGE」と言えば、アメリカのオバマ次期大統領。そして、彼のエイズに対する理解度は、非常に高いという宣言を産経新聞本社編集委員の宮田一雄さんが日本語訳してくれている。ぜひ、ご覧下さい。

http://asajp.at.webry.info/

 

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