アメリカはどう変わるか?
テレビを見ていて思ったこと。
アメリカの金融危機は、一年ほどで脱して経済成長するらしい。アメリカの金融関係者の多くは、そう考えているそうだ。
そもそも、借金で回すアメリカ経済。旺盛な個人消費も、家をローンで買い、その価格が上昇して担保価値が増したら、その分も担保にローンを組む。そして、驚くべきは、これらのローンも、所得控除されるという。
リーマンブラザーズの破綻等で、アメリカ発の世界規模の経済危機を起しておきながらこんな認識なのだからもうなんともお寒い限り。
アメリカの金融は、健全だとも言うが...
自動車業界の最大手GE社が、年内に資金繰りが行き詰る可能性があり、国に救済を求めている中でも、このような甘い認識。
金融は、世界につながって危機を起すが、自動車産業は、自国の危機。もう、GEを救済してしまうと、アメリカの体質は、変わらないように思う。また、新たなお化け金融システムを作って、借金するつもりか?
こんなアメリカがある。
怖いのは、それにどこまでも付き合う日本。
行き詰ったら、従わなければ、アメリカの正義は、また、武力行使なのだろうか?しないという保障はどこにもない。しなければ、本当に恐慌が起こるのだから。
アメリカ国民は、もっと現実を見直さなければならない。オバマに浮かれていては、経済危機は脱するどころかますます悪化するように思う。悲しいほどに楽天的。それがアメリカの経済なのか?
こんなに借金ばかりで、人生を謳歌できる能天気なアメリカ国民って本当に馬鹿としかいいようがない。実態は、国内でも格差を温存し続け、金持ちだけが人生を謳歌しているだけのアメリカなのに。
借金を借金とも自覚せず、消費ばかりしている多くのアメリカ国民の生活観が変わらなければならないはずだ。
何が、「Change」で、何が、「Yes we can」なのか?
市場原理主義から脱する機会を逸すると、必ず破綻する。そう考えないアメリカの経済の専門家は、もう専門家と言えないと私のような素人が思うのだが、懲りぬアメリカが破綻すれば、戦争を仕掛けることだけはやめてもらいたい。
戦争をして雇用を増やし儲けるなど、許されていいはずがないが、軍需産業が肥大しているアメリカは、本当に怖い。
オバマが、アメリカ人の叡智が問われている。
借金することは、基本的に恥ずかしいこと。それが基本のばずなのだが...他人の金は返さなければならないことを分かっているのか疑わしい。サブプライムで個人は破綻できるが、アメリカの破綻は許されない。
「おごれる者は、久しからず」
こんな時代のエイズ対策、セクシュアルマイノリティの活動だから、非常に難しいのは確かなのだけれど、理解している者は、少ない。
世界エイズデーを前にして、アメリカのエイズの蔓延する過程を詳細に記述した、「そして、エイズは蔓延した(上・下)」(草思社)を読み返している。エイズの原点が、この本の中にあるのは、間違いない。
かなり分厚い本ではあるが、エイズを知ろうとする方、ゲイのコミュニティ活動をしようとする方は、必読の書だと思う。
ゲイの人権活動の有り方も問われているのだけれど。
この歴史を知らずに、「エイズは予防できる病気です」だけでは、歴史を知らない若い人たちには、エイズ対策の根幹が伝わらない。
これを活かせない日本では、やはりエイズが蔓延するに違いないと思う。歴史は繰り返すということか。最近は、アメリカもまた増加に転じている。
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