もつれた結び目を解くこと

相互理解をするために

「ゲイであること」、「HIVであること」をカムアウトするには、まだまだ難しい時代であるかもしれません。

なぜ、カムアウトすることが難しいかと言えば、啓発がしっかりされていないからです。しかし、啓発と言っても、効果的なものもあれば、効果的でないものもあります。

どんな方法がより効果的かを考えないと、啓発によって共感の妨げになっては、当事者の自己満足になってしまいます。

落ち込んでいた陽性者の方から、彼氏ができて嬉しいと知らせがありました。本当に私も嬉しいです。しかし...HIV陽性者同志だから、コンドームなしていいとパートナーに言われて...

検出限界値の意味、ピンポン感染、耐性ウイルスの話、ウイルスのサブタイプを説明し、それでも彼氏を受け入れるのは、○○くんの判断だから、尊重するよとアドバイスしました。

好きな人からウイルスをもらったり、渡したり。本当に好きって何かなと、若い彼と話をしました。

別の彼から、こんなメール。

「HIVだけじゃなくって、梅毒もB型肝炎も感染してました」って。

先ずは、梅毒の治療から始まります。

毎日、色々な方から相談がありますが、もつれた糸の結び目を一つ一つほどく作業が続きます。

ご本人からの相談だけではなく、親御さんの相談もありますが、これは、本当に難しいですね。

HIV陽性者も、ゲイも、親御さんも千差万別ですから、レベルの低いピアの活動は、問題を解決するどころかより悪化させてしまうこともありますから、ちょっと考えものだと最近感じています。

ピアも中身を検証する必要があるということですね。

仲良しグループ(サークル)ならば、よいのですが、ビアの活動とは違います。紛らわしいので、「当会は、肯定的に捉えられる人のためのサークル活動です」と言って欲しいのですが...

当事者が集まれば、「ピア」だというのは、やはり考えものです。

 

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