盲導犬人気
今日は、視覚障がいについてを皆さんと考えたいと思います。
今回頂いたメールは、社会のマイノリティに対する理解のあり方の問題が大きく影響していると思います。
知人は、白杖(「はくじょう」と読みます)にまつわる暗いイメージの払拭をめざして訴え続けていますが、これは、なかなか難しいことです。そんな知人からのメールです。
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一番最初に盲導犬ユーザーになった友人の話ですが、彼女には小学生のお嬢さんと、3歳の息子さんがいます。まだ白杖を使っていた頃、小学生のお嬢さんが、朝、同級生と待ち合わせをする場所に彼女も一緒に立っていると、
「ママ、もう行っていいよ」
と言われるようになったそうで問いただしてみると、白杖がいやだと。
友達に「白い棒なんて持って、おかしい」と言われたとのこと。私の友人は、そのことを「悔しくて悲しくて」」と日記に書いていました。
数ヵ月後、盲導犬がやってきました。するとどうでしょう。学校へ行くと、盲導犬は大人気。お嬢さんも鼻高々。
イベントがあると、VIP扱いで、良い席を確保してもらえる。
校長先生が率先して「ここに盲導犬がいますから、尻尾を踏んだりしないように気をつけてくださいねー」とアピールしてくれる。
白杖を持って歩いていた時は、お母さん方も遠巻きに見ているだけだったのに...
先生にも「お嬢さん、とても明るくなりましたよ」と言われたそうです。
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あるお子さんが、白杖を使用している親御さんに、学校に来なくていいと言った。そして、白い杖ではなく、盲導犬を使うようになったら、学校でも人気者になった。
これは、あべこべです。ペットの賢い仕事をする犬が、人気者になったのであって、肝心のお母様の障がいが受け入れられた訳ではないんですよね。ペットブームの助けを受けてという戦略(あるかないか分かりませんが)も分からなくもないのですが、私は本末転倒だと思います。
校長は、犬に対して親しみを説くのではなく、むしろ白杖を使うことに対する理解を説かなければならないのでしょう。それが教育者の責務です。小学生のうちに白杖を通して、視覚障がい者について理解すると、生涯に渡ってともに生きることができます。
HIVについても、同じことが言えるのでしょう。小学校のうちにきちんと理解するといいんですが、教える側に問題があるんだと思います。
白杖の持つイメージは、不幸の象徴。目が見えないのは、障がいの中でも最も不幸なこととしての社会認識がある中で、何とか白杖を安心して使える社会になって欲しいと発信し続けている知人を心から応援したいと思います。
しかし、この事例、図らずも大事なメッセージを投げかけてくれています。つまり、『白杖の持つネガティブイメージ』は、『犬』で払拭できると。これをどう考え活かすかを考えたいものです。
ともに生きる社会について、皆さんも考えて下さいね。まず自分が変わらなければ、何も始まらないと。
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